2010.02.04 Thursday
中央ヨーロッパの旅 2カ国目・チェコ テルチ編

プラハを出発してバスの窓から見える真っ白な景色を楽しみつつ、ガラスから伝わる冷気に耐えること2時間。
辿り着いたのは絵本の世界さながらの可愛い小さな街、Telč(テルチ)。
今回の旅の中でもしかしたら一番テンションの上がった瞬間は、この広場に辿り着いた時かも。
見渡す限り、フォトジェニックな可愛らしい建物が建ち並ぶ、まさにおとぎの国。

1時間もあれば街全部をまわれそうなくらい小さなところだけれど、ものすごい量の写真を撮りました。
本当にどこを見ても可愛らしくて、ついついシャッターを押してしまうんだもの。
砂糖菓子のように愛らしい色合いのこの建物たちは16世紀のもの。
あとで知ったことだけれど、ここはユネスコの世界遺産の街。
朝の寒さで曇った窓から広場を見下ろせば、この夢のような建物から登校してゆくこどもたちの姿。
これが日常の光景ってどんな感覚なんだろう。
広場を横切る登校、出勤の人たちを見ながら不思議な気持ちでした。
こんな嘘みたいな現実の街並を見下ろせるこれまた素敵な部屋に宿泊。
シーズンオフで人が少ないからか、予約していたのとは違う一番可愛らしい部屋を使わせてくれました。
とてもエレガントで素敵なマダムに迎え入れてもらって入ったホテルの中は暖かくて、生き返る心地。
入ったレストランでは小さい街らしい光景。
ドアの右手の大きなテーブルには街の女性陣の会合。
左手の大テーブルには男性陣の会合。
そんな隙間のテーブルにわたしたち。
お店のサービスのおじさんは大忙しだけれど、知っている日本語の単語を一生懸命使ってもてなしてくれて、ちょっと感動すら覚えました。やはり、旅の醍醐味はこういう人との心の触れ合いです。
本当に素敵な街だった!!
プラハに行く方はぜひ、ここテルチにも足を伸ばしてください。


雪景色の中で完璧に着膨れした私、とバスの窓から広がる景色。寒すぎてレンズも曇ります。
2010.01.21 Thursday
中央ヨーロッパの旅 2カ国目・チェコ 乗り物編

この日もつるつるとする石畳を用心深く歩くことに。
寒いし、滑るし、まるで生まれたての子鹿です。
今回の旅の中でも楽しみにしていたテルチ(Telč)。プラハのフローレンスバスターミナルから長距離バスで。
テルチゆきの情報が少ないことと、チェコ語が読めないということ、そしてこの雪。
バスの本数が少ないというのに駅の出口を間違えた!どう見てもターミナルはなく、普通のバスストップしか見当たらない。
というわけで乗りたかった時間のバスは乗り過ごす…
はて?と困ったところ英語を話せる若いチェコ人の男の子にターミナルの場所を教えてもらって、滑りつつも駅を挟んで逆側へ地下通路を。ものすごく近代的でわかりやすいターミナルを目の前に発見。一安心です。
テルチゆきのバスの時刻をチェックして、1泊分の小さい荷物をクロークに預けて(屈強そうなお兄さんが窓口担当)、しばらく浮いてしまった時間をせっかくだから!と行ってみたかったカフェまで行くことに。
偶然にもこのターミナルから地下鉄で1駅だということがわかったので、ウキウキと地下鉄に。
そろそろチェココルネ(通貨)も残り少ないし、と両替できるところを探していたらいきなり地下通路に発見。
幸先いい!なんて飛び込んだところ、お店のお兄さんに表情も変えず「No change」と言われ、ぽかーんとお店を出て振り返ってみたらなんとそこは『CHANCE』。
サッカーくじ屋さんでした。
きっと似たような旅行者が多いのでしょうね…道理でお兄さんの反応の早かったこと。

チェコの地下鉄、絶対乗ってみるべきです。
なぜって?超高速エスカレーターの洗礼たるや。まるでガンダムのモビルスーツ出動のごとき平行移動。もう笑いが止まらなくって、至極気に入りました。
はじめに見たときはうまく乗り込めるかちょっと不安になって身構えたりもしたけれど、意外と簡単。

朝食メニューの充実したOuky Doukyへ。
天井まで積み上がった本に囲まれて、雪と川から吹く風で冷えきった体を温めるべくリーキのスープを。
静かにひとりの時間を過ごす人たちに混ざってバスまでの時間を過ごしました。
残念なことに、ここは雰囲気の割にコーヒーの味がいまいち。
プラハのCafe Rybkaのコーヒーが結構美味しかったな。
こちらも文学カフェ。本がいっぱいです。でも、タバコの煙でもくもくに燻されます。

近代的なバスターミナルは、横にコンビニも併設。ターミナル内にはバーガーキングとサンドイッチとコーヒーのお店なんかもあって快適。チェコの公共トイレは私の確認した限りではとても清潔。有料だからかな。
予想以上に広いバスターミナルの乗り場を確認して、バスに乗り込みます。
外の景色は真っ白。
嘘のように一面白の景色の中、すごい数の野うさぎがいっせいに走り出す様子なんかを見たりして楽しみつつ2時間ほど。
席も決まっているような感じで長距離バス然として出発したのに、途中から路線バス的な感じで続々と人が乗り込んできて、立っている人もいっぱいになって降りる場所を間違えてるんじゃないかと不安になったりもしました。
到着したテルチの街は真っ暗。
本当に簡単な地図しかないものだから、すっかり迷子になりつつ予約しておいた宿を探すのですが、途中あまりに道がよくわからないものだから道を尋ねようとしたものの、人通りがほとんどない!
やっと通ったお兄さんに声をかけようとしたところ、背中にしょっているのは剣!
まさに、ドラクエ的なあの剣。あまりにびっくりして声をかけられないで呆然としました。あれ、何だったんだろう…?
その後、親切なおじさんによって無事目的地に到着しました。
大興奮のその街の様子は、また後ほど。
2010.01.18 Monday
中央ヨーロッパの旅 2カ国目・チェコ プラハ編

何だか冷え込むウィーンの南駅からプラハへ向かう日。
南駅は改装工事中でしまっている路線があったりいまいち表示がわかりにくかったりで、時間に余裕を見ていたにもかかわらず、乗り込むまでずいぶんとドキドキ。
インフォメーションの人から得た情報は全く役に立たなくて、結局自分の足で動いて駅の人にあれこれ歩いて特急の停まるSimmeringまで行く電車を確認。その間に小雪がちらつき始めました。

ウィーンからプラハまでは電車で4時間半。
車内は綺麗で快適な6人がけコンパートメント。がらがらな車内でコンパートメントは貸し切り状態なので本当に快適。重い荷物を上の荷台に積む必要もないし、靴を脱いで椅子の上に足を伸ばしてリラックスしながらウトウト。
暖かい車内とは対照的に窓の外はどんどん白さを増してゆき、日本のものとは違って水分を含まない雪たちは電車が通ると吹き上げられて舞い上がる。その様子が新鮮に目に映ります。
昼過ぎに到着したプラハ中央駅。
外は雪だからか、ちょっと薄暗い。そして、寒い!
地下鉄を乗り継いで歩いてホテルに向かう予定だったけれど、雪に負けてタクシーで。
降り際に運転手さんにチェコ語の「ありがとう」を教えてもらって早速使ってみる。「デェクイ」と言うらしい。
何だか寒いイメージはあったけれど、まさかこんなに寒いとは!
楽しみにしていたプラハの街散策に着込んで覚悟して出発。

3時頃から日が落ち始め、それと同時に気温もギュンギュン下がる。
チーンと冷たい澄んだ空気の中でクリスマス市のイルミネーションがボウッと浮かび上がるのが綺麗で、その場にいるだけでなんだか夢の中みたい。

クリスマス市の屋台ではぐるぐる巻きのパンのようなものを至る所で発見。あとで調べたところ、これはトゥルドゥロという渦巻き上のお菓子らしい。全て試してみたい!とは思っても海外の味は日本人の私の胃には重くてなかなかお腹が空かないもの。ほとんど試すことが出来なくて、無念のリタイヤ。
ホットワインも気になったけど、あまりの外の寒さに立ち止まってはいられなくて街をサカサカと歩き続けます。
街の中で雪山の寒さ。

寒くて帽子をかぶってマフラーをぐるぐる巻きにして。ひどい出で立ち!と思っていたけど、結構周りの人も本気の防寒。
本当にじっとしていられない寒さであまりゆっくり街を見ることは出来なかったけれど、とにかくもう1回行かなくちゃいけない街だ、ということは確認。すごくいい街で好きだったなぁ。
アンティーク屋さんの多さもツボでした。可愛いブローチに首ったけ。
私の印象としては、街の人は無表情ながらもすごく親切!どんなに寒い場所でも立ち止まって道を教えてくれたり、お店の人も優しくサービスしてくれて私の印象はすこぶる良いのでした。
次はあったかいときがいいな…

ビールは水より安くて美味しいし、ご飯もおいしかった!
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